
奈良県明日香村の村立明日香幼稚園の園児たちが12日、村内の仮設修理施設で保存されている高松塚古墳(7世紀末~8世紀初め)の国宝壁画を見学した。
午前中、園児33人は2グループに分かれて施設内に。文化庁の担当者の説明を聞きながら、ガラス越しに、「飛鳥美人」で知られる「西壁女子群像」や「玄武」などの壁画に見入っていた。関本一綺(いつき)さん(6)は「初めて壁画を見て、わくわくした。村の宝を守っていきたい。また見たいです」と喜んだ。
同古墳の壁画は2008年から定期的に一般公開されてきたが、今春から施設の近くで新たな保存・公開施設の整備が始まるため、新年度から約4年間、公開が休止されることになった。このため、村教育委員会が文化庁に村内の幼稚園児と小・中学生を対象に壁画の公開を依頼し、特別に順次見学することが実現した。
村教委の小池香津江参事は「しばらく壁画とはお別れですが、村の子どもたちに本物を見てもらえて良かった」と語った。














